クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 早野 隼翔

安定経営の礎!”売上比率”って確認してますか?

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こんにちは。

早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


気が付けばあっという間に
7月・8月が過ぎて、本日から
9月が始まります。

えっ、もう今年の2/3が終わり
あと1/3になりますね。

いやー、時間が経過するのって
本当に早いですよね。(^^;


ボクの今年の目標としては、

・経営塾の開催・全国訪問コンサル
 企業に対するマーケティング研修

趣味の目標としては、

・海釣りと
 バイクの修理/メンテナンス

で、そのどちらも無事に達成しました。

サカナが釣れているかは
どうかは別問題として…笑笑笑。


そうそう、この時点で
2023年10月末に、山形にて『鮭』を
釣りに行くことになりました。

なんでもフェイスブックにて釣り投稿を
ご覧になっていた『企業の社長さん』から
お誘いを受けまして、行くことになりました。

こんなことってあるんですね。
(ちなみに1回しか会ったことはありません)


何を準備していいのか分からないので
いろいろと調べてみたら、まぁ、必要なための
お金がかかる、かかる。笑

旅費、宿泊費、釣り竿、リール、仕掛け…
なんと10万OVERしちゃってます。

新しい体験って、財産になることを祈りますw

さて、今回のメルマガでは
『安定経営のための売上比率』

についてお伝えしていきます。






売上比率?そんなの気にしたこともねぇよ


整体院の経営において、
売上は重要な要素です。

しかし、治療院経営の“成功の鍵”は
売上を単に増やすことではなくて
適切なバランスを保つことです。

売上の源泉は新規売上と既存売上ですが
これらの要素をどのように調和させるかが
健全な経営を実現するカギとなります。

言い換えてしまえば『売上比率』です。

この『売上比率』について
意外と気にしていない先生が多く
安定経営たる『数字・数値』が全くと
言っていいほど、分かっていません。

新規からいくら売上を立てたのか?
既存からいくら売上を立てたのか?
その割合はどのくらいだったのか?

毎月確認することになるものなのですが
知らない人が多すぎて、びっくりします。

これ、大問題となる部分ですよ。(+_+)

既存売上100%達成してる…でも…


現在の売上を見ていただくことから
確認を追っていくのですが、

今を中心に考えてしまうと…
新規集客をしていない人は既存売上が
100%になってしまいます。

理想とするのであれば、
新規を取らずに既存患者さんだけで
毎月の売上が立ち
生活ができるようであればいいのですが
現実はそうはなっていないはず。

理想 → 既存から売上100%
現在 → 既存から売上100%

割合だけ見ると成功していますが
実務はそうではないですよね?

理想
月商100万 →既存から売上100%
こうなっていたら安定した経営であり
理想の治療院が出来上がっている

現在
月商20万 →既存から売上100%
そもそも売上自体の数字が低いし
集客にも広告費を投じていないので
経営が安定しない/生活が安定しない

まぁ、当たり前のことですけどねw

理想・目標とする売上はいくらか?


ここで見ておかなければならないのは
今現在の数字から、売上比率を出すことも
しますが、理想からの逆算でも出します。

現在の売上が25万であったとするなら
理想は月商100万!

そしてその内訳をどのようにしていくのか?
を考える必要が出てきます。


月商25万 →新規0% 既存100%
月商50万 →新規50% 既存50%
月商70万 →新規30% 既存40%
月商80万 →新規25% 既存75%
月商100万 →新規20% 既存80%

このような数値になっていくのであれば
新規を入れながら、既存からの売上を
安定させて少しずつ積み上げていくのが
分かります。

もし、基準を知らないとどうなるか?
いつまでも安定はできないことになります。

新規からの売上比率高めは限界が来る!


新規顧客を獲得することは
自院の成長を促すための一因です。

新しい市場や顧客層に進出し、
新たな収益を得るチャンスが生まれます。

もちろん、はじめての患者さんであれば
初回の興奮や広がりを追求することは
とても魅力的に感じることでしょう。

ですが、バランスを欠くと
大きな問題が生じる可能性があります。

それは、新規顧客を獲得するためには
広告費用や労力に時間とお金がかかるからです。

広告費用やプロモーションに
多くの資源を投入することは『収益』を
圧迫する可能性があります。
(めっちゃ重要なやつ)

また、新規顧客は一時的なものであり、
リピートビジネスに比べて信頼関係の構築が
難しい場合もあります。

よって、新規集客がこけたら
売上も大幅に落ちることになり
いつまでたっても偶然性に左右される
経営を強いられることになるのです。

これって、売り上げはあるけど
毎月、危ない橋を渡ることになりますよね。


例)月商100万円

A治療院:新規90万 既存10万
B治療院:新規10万 既存90万

同じ100万円の売上でもどちらの治療院が
『安定しているのか?』ってことですよ。

まとめ


さて、今回のメルマガでは
『安定経営のための売上比率』
というテーマでお伝えしました。

利益を追求していくなら
安定したリピートは必要な要素であり
既存顧客は、長期的な収益の基盤となります。

そして
治療院のビジネスは、対面のビジネスであり
対人のビジネスであるといえます。

そのため、
継続的な関係を築き、信頼を得ることで、
リピートビジネスや口コミによる
新規顧客の獲得が促進されます。

定期的な収益の確保と顧客基盤の強化を
両立させる役割を果たすのは、既存ですので
売上比率を見ながら対策を進めて下さい。

言わんとしていることは伝わったかなー???


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義、終了!


塾長・早野

Writer

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「あなたの治療院、集客で悩んでいませんか?」
今は高い技術があっても、患者さんを治療院に来院させなければ、あなたの治療院が儲かるどころか、廃業へと追い込まれる時代になりました。そう、ライバルが多い時代になっているのです。そこで、専門学校やスクールなどでは教わらない「治療院経営」と「マーケティング(集客)」に特化した『勝ち組治療家個別養成指導塾』を立ち上げました。経営のプロがあなたと一緒になって治療院を改善していきます。集客を学びいつでも売上が作れる治療院になりましょう。

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